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エネルギーに関するコンサルタント事業

エネルギーに関するコンサルタント事業

つもりエコという言葉知っていますか? 日本エネルギー学会などで時折聞いた言葉ですが、よく出来た言葉です。

エコであるつもりだけの、まったくエコではない行動を指します。この世にはつもりエコがあふれかえっています。その結果見る人が見れば何だこれは、ちっともエコになってないじゃないかというような、つもりエコの話を堂々と掲載する企業や自治体もかなり多く見られます。しかし人々は解らないので、そのまま放置されていたりします。このままでは真にエコな持続社会は遠ざかるばかりです。持続社会が遠ざかるとはどういうことでしょうか? 現代社会が持続社会でない以上、現代社会が崩壊し、人々が壊滅的な打撃を受ける時代がやってくると言うことですよ。現代文明は崩壊の危機にさらされているのです。産業革命以来の伝統を活かし、持続的な自然エネルギー未来社会に移行できるのか、それともジャッレト・ダイアモンドが記述した、過去に数多くあった文明崩壊という最終局面に、現代文明も足を踏み入れるのか?

この状態を克服し、エネルギーを理解して本当にエコになる行動を、個人に、法人に、各種組織に、また地域に、そして未来に向けた政治を志す政治家の皆さんに、党派を超えてアドバイスする、そういう事業を当会で始めます。

エネルギーは短期と長期で視点が違ってきます

エネルギーは短期的に見るのと、長期的に見るのとでは、視点が異なってきます。短期的には現代が化石燃料社会であることを十分理解して、今できる最良のことは何かを考えます。いきなり自然エネルギーですべてをまかなうと言っても、無理なことであるし、また経済的にもフォローできません。

例えば京都では市バスが道にあふれかえっています。氾濫する自動車につきあって。自動車もバスも石油を大量に使います。石油を大量に使うことで、まさにエネルギー問題を避けて通れないことが解ります。エネルギー問題はこのように身近にあるのです。

京都市バスはつもりエコの良い例です。市バスに乗れば、このバスはバイオ燃料で走っていますという広告が必ずといって良いほど見つかります。でもバイオ燃料の割合は無視して構わないほど小さいのです。1%もありません。市はこのつもりエコを恥じないといけません。ですがこれが日本の通常の状況です。全国のバスと同様、京都の市バスも軽油で走っています。そして軽油の代金が無視できないと、市は騒いでいます。バスは決してエコではありません。

アメリカは決してエコな国ではありません。しかしバイオ燃料については、京都市バスと違ってはっきりとした意思表示があり、アメリカで販売されるガソリンの10%は、バイオエタノールが混入されていなくてはならないことになっています。京都市バスで恐らく軽油にチョロチョロと混入されるバイオ燃料と全く重みが違います。これは国際的に認知された統計でも、確認することが出来ます。アメリカのバイオエタノールはエコの為ではなく、石油をがんがん使うことによって、中東依存を強めたくないからと言う理由なのですが。エネルギー問題はこのようにシビアに考えなくてはなりません。データも出さず、つもりエコを自治体が率先してやるなど、論外で恥ずかしいことです。

しかしこの社会を急に変えることは出来ません。でもこの市バスでも改善の工夫は出来ます。今よりもっと便利に、そしてバスの本数も減らせる、したがって燃料費も少なくてすみ、CO2排出も減らせる。そういう方法があるのです。燃料自体を10%以上おそらくは20パーセント以上減らすことが出来るのです。1%にも遙かに及ばない自然エネルギー(バイオ燃料)導入とどちらがエコなのでしょうか? 誰でも素直になれば解るでしょう。

これが短期の視点です。何簡単ですよ。乗換えを一定時間自由にすれば良いのです。今注目されているMaaSを京都でも始め、その中で考えて行けば良いのです。交通の問題は、これからの都市計画の中心課題として、時代を切り開きながら皆で考えて行かなければなりません。そこに将来のエネルギーの問題が絡んできます。

したがって短期的な課題解決に満足してはいけません。何故ならバスや自動車に頼り切った社会は、化石燃料時代と共に、終焉するのです。長期的にはこの視点が必要となってきます。自然エネルギー社会への展望が必要となってくるのです。そのためバス網で満足するのではなく、LRT導入が必要になってくるのです。LRTについては当HPの他の部分で解説してあります。

エネルギー問題を考えるとき、短期的な当座の視点と、長期的な永続する視点とが、双方必要となってきます。このような複合的視点を提供できるのは、我々だけだと考えています。

京都の市バスの問題は、大問題なのですが、上記の二つの視点から、すでに考えつつあり、関係する人たちや、当カフェのご常連さんとは、すでに話をしてあります。もっと広く伝える機会を造りその実現を考えています。
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