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京都えねるぎぃっ亭の作り

6月18日京都でも大地震がありました。

今日、6月18日京都でも大地震がありました。地震で災害に会われた方、心からのお見舞いを申し上げます。朝急に激しく揺れ始めましたので、南駄老もびっくりしました。そして揺れが非常に短かったので、震源地が近いことを確信しました。東日本大震災も東京で経験しましたが、東日本大震災では大きな揺れが長く続いたことを覚えています。今日の地震はそれに比べて、あっというまでした。

京都えねるぎぃっ亭は、地震対策がしっかりできた作りなので、地震後の家の中は普段と全く変わりません。でも今日サイエンスカフェに来る人達に影響があるかも。何しろ電話でJRか阪急で18日に来たいのだが、行き方を教えてくれという人もいらっしゃいましたので。交通が止まっています。

今日は予定通りカフェを行いますが、今回逃した方にも、また機会を考えたいと思っています。皆様のご無事をお祈りいたします。

京都店の作り

京都店は建物自体が自然エネルギー未来社会へ向けたものになっています。

化石燃料は徐々に希少価値になり、したがって高価になって行きますが、そのとき現在のように化石燃料を湯水のように消費する社会は成り立たなくなります。悠久な自然エネルギーによって支えられる社会へと、徐々に脱皮していかなければなりません。その一つに建物に対する考え方があります。

現在は化石燃料を多量に消費し、化石燃料を使った電気などを利用する構造で、早い話暑いとき寒いときエアコンをがんがん使って快適さを得ようとします。ふんだんにある化石燃料を使って、我々を取り囲む自然とは関係なく、常に同じような住環境を作り出しているのです。

一方最近徐々に普及してきた考えに、パッシブソーラーという考え方があります。これは太陽のエネルギーや地上にある温度差をうまく利用して、自然の中にある熱エネルギーの流れを上手にコントロールするという発想です。

えねるぎぃっ亭京都店の作りは、このパッシブソーラーの考えを積極的に取り入れた、一つの工法によって建てられています。簡単に言えば、エアコンを極力抑えた形で、夏は涼しく、冬は暖かい構造であることがうたい文句になっています。

すでにこの冬にはその正しさを経験しました。ガスストーブ一個で、家全体が快適な温度に保たれていたのです。エアコンで無理矢理快適さを生み出そうとすれば、部屋の一部だけが暖まり、部屋の温度が不均衡になることはよく見られますが、えねるぎぃっ亭京都店では、一階の床も二階の天井の下も、屋根裏部屋も、ほとんど一定の温度(ガスストーブで設定した温度18℃)に、冬の寒い夜でもなっていました。深夜ストーブを消しても簡単には冷えず、翌朝も冷え切っていないので、ガスストーブをつければすぐ設定温度まで暖まりました。これは部屋全体の断熱性が優れているからなのですが、夏はもう少し話が複雑になります。

エネルギーは流れであると考えるとイメージしやすいというのがえねるぎぃっ亭の大切な主張になっているのですが、それを具現した家になっています。熱エネルギーの流れを上手に利用して、家全体で冬は暖かく、夏は涼しいという環境を作り出します。夏はまだ経験していないですが、これから夏に向けて、それを実際に経験することを、楽しみにしています。

少しの外部エネルギーで快適に過ごすことができる、このような研究はもっと進んで行くでしょう。その普及のための活動もえねるぎぃっ亭では大切に考えています。えねるぎぃっ亭のお客様とその経験を共有できることを楽しみにしています。