水野和夫様

水野和夫様

この方をご存じの方は多いでしょう。高い視点から歴史を考え、資本主義経済を考えておられる経済学者です。一番有名な著書は「資本主義の終焉と歴史の危機」でしょう。28万部売れたそうです。短い間でしたが、法政大学の同僚でもありました。

南駄老はかなりの乱読で、つまみ読みが好きなのですが、この方の著作は以前から着目しておりました。

南駄老はこの10年来社会的なエネルギー問題を考え、通常信じられている、自然エネルギー導入で更に今の社会が進歩するということはあり得ないと、いろんなところのエネルギー消費を調べるにつけ、解ってきたのですが、さあ困ったことになったと一人悩んでおりました。だってこの社会が過去から見て進歩したし、さらに進歩するだろうと皆が信じて疑わないなかで、それはあり得ないと言っても、誰も聴きたくはないですものね。

そのときこの人を含めて、近代が終わるといって警告しておられる方が、少ないながらもいらっしゃることに気がつきました。そうか近代という時代が終わるだけか。それは簡単な話ながら、結構憂鬱な話です。

しかし近代が終わることを直視しないと、快適な未来は開けない。そう思うようになりました。

そして今では自然エネルギーを使った快適な社会という考えで、考え方自体は基礎が出来たと思っています。どうやってその方向に進んでいくかは、まだ解りませんが。

そういうわけで、大切なポイントに気がつくきっかけを作ってくれた人という思想上の恩人です。